みどりのリビングラボ 『ロボットか人か?いえいえ、両方でしょう♫ 機械×ヒトで可能性が無限大!?』 2022年11月18日2022年11月19日 midorism スーパーシティ、データ利活用、賑わいづくり 『ロボットか人か?いえいえ、両方でしょう♫ 機械×ヒトで可能性が無限大!?』 前回、日々のちょっとした不便を近未来のパナソニックの最新技術がスッキリ解決する話でした。今回は、その続きです。「<みどり×スポーツ>OSOTOでSPORTS~秋の公園アップデート~」では、ほかにもパナソニックの最新技術をいっぱい体験できました。まず入り口ではパナソニック公式アバターの『胡桃沢あかり』ちゃんと対面します。『あかりちゃん』が会話をしながら会場を案内してくれるのです。 もちろんアバターは遠隔操作されいて、離れた場所のブースに控えているリアルなオペレーターのお姉さんがお話をしてくれているのですが、そのお姉さんは現場に出かけて行かなくても済むので、移動のためのコストを削減できます。一人のオペレーターがアバターを通じて日本中のあちこちで開かれているイベントの案内をすることも可能です。沖縄のイベントで案内をしていたお姉さんが、そのすぐ後に札幌の雪まつりでお客様のアテンドをする、そんなことが現実になるのです。また地元出身のオペレーターがその地域の方言を駆使して応対すれば、親しみもわいて来ます。実は私も、このオペレーターのお姉さんをやったことがあるんです。現場に行かなくても、皆さんと違和感なくお話が出来て楽しい時間を過ごすことが出来ました。アバターのキャラクターになりきるのは、なかなか面白い体験でした。 さて『あかりちゃん』が活躍するのは会場のご案内だけではありません。『あかりちゃん』は、パナソニックが開発した搬送ロボット「ハコボ」を改造し、生ビールのサーバーを搭載した「ビアボ」では売り子さんにもなります。「暑いですね!冷え冷えの生ビールはいかがですか?」声を掛ける『あかりちゃん』。楽しくお話をしながら生ビールを買うことが出来るんです。夏の暑い日や冬の寒い日でも屋内にいながら接客できる、そして広い会場を重いビールサーバーを背負って走り回る必要もない、そんなメリットもあります。その日は少し肌寒いくらいの気温でしたが、『あかりちゃん』が売る生ビールは飛ぶように売れていました。 パナソニックの黒川嵩裕さんは「ロボットが販売することを喜ぶ人と、そうではない人がいるので、どれくらいの人に受け入れられるか不安でしたが、なかなかの売れ行きでした!今回の実証実験での皆さんの反応を見ていると将来的展望は明るそうです。」と嬉しそうに仰っていました。未来はもうそこまで来ています。アバターでの接客の可能性は無限大だと思うのです。機械でありながら人の温かみが感じられるアバター。パナソニックの最新技術で、今まで構想段階だったサービスが、どんどん実用化に近づいています。