外庭レポート まちと参加者が健康になる、都市型スポーツ「SWEEP UP!」 2022年11月18日2022年11月19日 midorism SDGs、まちづくり、市民・地域連携 まちと参加者が健康になる、都市型スポーツ「SWEEP UP!」 うめきた外庭SQUAREでは、開設当初から「SWEEP UP!」というまちをキレイにするスポーツをしているのをご存知ですか?空き缶やたばこなどを拾ったり雑草を刈ったり花を植えたり、「まちをキレイにする」スポーツです。ビブスを着用し、スポーツ感覚でまちをキレイにすることで、まちと参加者が一緒に健康になることを目指しています。 「SWEEP UP!」に参加するには、用具や飲料代として500円をお支払いいただいています。各地の自治会などで実施している清掃活動は、たいてい無償のボランティアです。それなのに、お金を支払ってまで清掃するなんて、普通なら考え難いことですよね。ところが参加者は最大で150人にも達することがあります。どうして、「SWEEP UP!」に大勢の人が集まるのでしょうか。それは、単なるボランティア活動では得られない充実感を味わえるスポーツだからではないでしょうか。休日の朝、年齢や職業に関係なく多種多様な人々が汗をかき、まちをキレイにしていく。「SWEEP UP!」で生まれた新しいコミュニケーションやネットワークが、いつか画期的なイノベーションを創り出す。そんな予感にワクワクしながら毎回、「また参加したい!」という気持ちになります。外庭の四季を彩る花を植えたり、手入れしたりするのも「SWEEP UP!」の活動です。自分で植えた草花には、特別な愛情が芽生えるものです。日々の成長を確認しようと、つい外庭に足を運ぶ機会が増えます。 そんな「SWEEP UP!」の活動も、先月で13回目を迎えました。参加いただいたみなさんの活動の思い出として、何か形あるものに残せないかな~とおしゃべりしていたところ、花が散った後の茎や、刈り取った草花を原材料にして食器を作れるというアイデアが出ました。草花を廃棄せずにアップサイクルできなるなんて、とってもサステナブルじゃないですか。4月の「SWEEP UP!」で植えたヒマワリは夏場、外庭で咲いていました。秋になって役目を終えつつあるヒマワリの茎や葉を使ってオリジナルのお皿とコップを作ろうと計画しています。 ヒマワリから作るお皿とカップは、年内には完成する予定です。どんなものが出来上がるのか、みなさんも楽しみにしていてください!都市型スポーツ「SWEEP UP!」は、まちと参加者が健康になる活動をこれからも全国に広めていき、2024年夏頃に先行まちびらきをむかえる「うめきた2期」のまちづくりにも生かしていきます。