外庭レポート 枯れ葉から生まれるサステナブルなグッズ 2023年1月25日2023年1月25日 midorism SDGs、緑地管理、脱炭素・カーボンニュートラル 枯れ葉から生まれるサステナブルなグッズ 2022年11月配信の記事で、まちの美化活動を自身の健康活動として楽しむスポーツコミュニティ活動「SWEEP UP!」をご紹介しました。月1回実施しているこの活動では、たくさんの落ち葉や雑草も集まります。 →まちと参加者が健康になる、都市型スポーツ「SWEEP UP!」 街は緑が増えるほど美しく快適になっていきますが、一方で樹木の落ち葉や枯れた草花などの廃棄物の量も増えてしまう。こうした問題を解決しようと、廃棄された植物を“素材”と捉え、オリジナルのグッズを製作しました。原材料は「外庭産」のヒマワリの葉や茎です。夏にはうめきた外庭できれいに咲いたヒマワリは子どもたちを笑顔にしていました。 夏が過ぎてヒマワリが枯れると、SWEEP UP!の参加メンバーが残った葉っぱや茎を集め、乾燥させてから粉状に砕きます。そこに生分解性樹脂を混ぜて粒状に加工し、金型に流し込み成形します。できあがったのは、タンブラーとお皿のセット。片手で持てる形が屋外イベントにピッタリです。 早速、年末に開催したクリスマスマルシェの飲食店で使用しました。お客様は、「ヒマワリから作られているとは思えないくらいしっかりしている」と驚いていました。外庭では、こうした小さな取り組みを一つひとつ積み重ねて、資源循環型社会づくりに貢献しています。